極端に疲れた様子や、表情に乏しく、訴える言葉にも常識的な範囲を超えてネガティブで悲観的な部分がある重症のうつ病の場合は、容易に気が付くでしょう。 しかし軽症のうつ病のときは、身体面の不調に隠れてうつ病と気がつかない場合があります。

どのような病気でも、軽くて症状がはっきりしないときに診断するのは難しいものです。 内科診察を受診するうつ病患者さんは軽症の場合が多く、しかも患者さんはこころの問題は、体の病気と関係ないと考える、あるいはそのように思いたいので、精神症状を訴えません。

医師も患者さんが訴える身体症状の方に注意が向くために、こころの問題を積極的には質問しません。 おっくうさや憂うつ、不安などは誰でも経験するありふれた症状ですし、血圧や血液検査などと違って数値化しにくいために、その程度が病的なものかどうかをとらえにくいのです。 そして、これらのありふれた訴えを病的なことと思わずに聞き逃してしまうことも多いのです。

このような理由からうつ病の早期発見・早期治療のチャンスが失われていることは、大変残念なことです。

 

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