健康経営優良法人2024の取得継続を目指しています
医療法人順秀会は設立60周年を迎えました。医療法人順秀会の基本理念「己のためではなく、他人のために生きること、それが医の本業である。」ことを全うするためには、まず従業員が生き生きとやりがいを持ち、かつ健康であることが必要です。従業員はじめ、その家族が心身共に健康でいることが、企業の発展のみならず地域住民の方や企業の方へより良い医療の提供につながると考えます。
私たちは健康に関するあらゆる活動を通して健康経営に積極的に取り組んでまいります。
- 健 康 経 営 宣 言 ―
医療法人順秀会の理事長が「健康経営最高責任者」となり健康経営を牽引していくとともに各部署より構成された健康経営担当者により健康経営推進委員会を設置し、組織体制を構築しています。全職員が一同に介する新年の交歓会に於いて理事長から昨年度の経営実績、今年の経営方針、経営計画が発表され、それをもとに毎月各部会、各委員会が課題を協議し、解決のための具体的計画を立て、実施します。さらに健康経営推進委員会も加わり実施された内容を評価、分析しています。
健康経営推進に関する方針の社内明文化
・全従業員に対して、各委員会・部会にて定期的に伝達している。
健康経営の目標
➊ 職員の健康増進
健康課題
定期健診受診率100%目標
2020年度 100%
2021年度 100%
定期健診後の精密検査受診率100%目標
2020年度 77%
2021年度 62.0%
ストレスチェックの受検率100%目標
2020年度 88.0%
2021年度 90.0%
女性特有の健康関連課題への対応、女性の健康保持・増進
女性特有の疾病を早期発見することにより早期治療に繋がる。
医療職や事務職だけでなく男性の管理
監督者への理解を広める必要がある。また、婦人科検診の受診率を上げることが課題である。
[推進計画]
婦人科疾患に関する研修会の開催、女性のための健診プランの作成、婦人科検診費用補助、勤務時間
内健診受診認定
現在値 40%、今年度の目標値 60%、最終目標値 80%
病気の治療と仕事の両立支援
時差出勤の活用
勤務時間、作業内容の調整
疾病による休職の状況
2020年度 メンタルヘルス不調 0% メンタルヘルス以外の疾病 0%
2021年度 メンタルヘルス不調 0% メンタルヘルス以外の疾病 1%
保健指導対策
特定健康診査・特定保健指導の実施率[目標100%]
2020年度 68.6%
2021年度 81.0%
保健指導の実施[目標100%]
2020年度 60%
2021年度 80%
健康増進・生活習慣病予防対策
健康診断結果
適正体重 BMIが18.5~25未満の者[目標80%]
2020年度 71.3%
2021年度 70.1%
喫煙率 [目標0%]
2020年度 3.11%
2021年度 4.7%
脂質代謝異常有所見の割合
2020年度 69%
2021年度 51%
食生活改善に向けた支援
職員の健診結果や食生活において関心のある情報をヒアリングし管理栄養士による動画作成と配信を
行っている。
2021年度
全従業員に占める対象者の割合 100%
対象者に占める参加者の割合 87.7%
運動習慣定着に向けた支援
運動習慣の少ない職員も気軽に参加できるように運動をプラス10分追加する企画を実施した。
全従業員に占める対象者の割合 100%
対象者に占める参加者の割合 74.3%
感染症予防対策
インフルエンザワクチン費用補助
肝炎ウイルス検査の実施
新型コロナウイルス感染拡大防止対策の実施(BCP作成、30分毎の院内消毒、室内入室時の手指消毒の徹底)
全施設入口にウイルスディフェンダー(除菌ミストセンサー)を設置
全職員に携帯用手指消毒ボトルと携帯用ポーチを配布
全職員に不織布マスクを支給
受動喫煙対策
施設内及び敷地屋外全面禁煙
禁煙外来受診費用補助
❷ メンタルヘルス対策
ストレスチェックの受検率を100%目標
2020年度 88.0%
2021年度 90.0%
相談窓口の設置・職場復帰支援の実施
メンタルヘルス、ハラスメント相談窓口の設置
復職支援プランに基づいた職場復帰支援の実施
ヘルスリテラシーの向上
従業員へのセルフケア教育の実施
管理職へのラインケア教育の実施
内容:ストレスに関する教育、メンタルヘルスケアの進め方、相談窓口の活用についての教育セミ ナーをEラーニングにて実施。
2021年度
全従業員に占める対象者の割合 63%
対象者に占める参加者の割合 60%
❸ ワークライフバランスの向上
ワークライフバランスの推進
平均有給休暇取得日数
2020年度 8日
2021年度 10.5日
[課題]
ウイルス感染症の流行や季節によって繁忙度が異なる。特に新型コロナウイルス感染症流行に伴い、医療従事者として業務負担が増大した。残業のコントロールが難しい状況にある。
[対策]
・時間単位年次有給休暇制度の活用
・残業の事前申請申告制度の活用
・部署及び法人内他施設での業務応援体制の整備
・毎月実施する安全衛生委員会で長時間労働者数と時間、原因を報告。その後、管理職指導のもと対策を立案し、次月に状況報告実施
・各施設毎に業務改善のためのリスクアセスメントを毎月2題ずつ作成
過重労働対策
残業の事前申請申告制度の活用
部署及び法人内施設での業務応援体制の整備
部署及び法人内他施設での業務応援体制の整備
毎月実施する安全衛生委員会で長時間労働者数と時間、原因を報告。その後、管理職指導のもと対策を立案し、次月に状況報告実施。
労働時間の発生状況(残業時間法定外労働月45時間越)
2020年度 0.3%
2021年度 0.6%
コミュニケーションの促進
[課題]
施設が7つに分かれており、診療体制、診療時間がそれぞれ異なるため全職員で交流する場を設ける 機会が少ない。
[対策]
・フリーアドレスオフィスを取り入れた職場環境整備
・ベジタブル同好会の企画 場所の提供及び費用補助
copyright (C) 2012 Junshukai All Rights Reserved.