[冠動脈疾患の予防は肥満対策から]

肥満に関する循環器疾患は冠動脈(心臓を栄養する血管)疾患がよく知られています。
例として、標準体重の方と肥満の方の比較において冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)の死亡リスクは、男性2.1倍、女性1.6倍にものぼります。また、単純に肥満しているだけで死に至る冠動脈疾患にかかるリスクが高くなるとの報告もあります。

[肥満は血圧とも関係が強い]

肥満と高血圧の因果関係については、BMI(体格指数)が上昇するごとに血圧が高くなり、それにつれて心血管死リスクも上昇することが報告されています。
また、高血圧は心筋梗塞、狭心症などの虚血性心疾患と脳梗塞の発症リスクを約50%高めるため注意が必要です。

[肥満と循環器疾患の対策は専門医に]

肥満と循環器疾患の対策は、食事療法、運動療法で肥満治療を行い、必要に応じて薬物療法も併用しながら至適血圧の維持が肝要です。気になる症状がある方は、循環器内科へお気軽にご相談下さい。