医療法人順秀会では…
生活習慣病(メタボリックシンドローム)の遺伝子診断を実施しています。
運動不足や食べすぎなど、身体に負担がかかる習慣が影響して発症する「生活習慣病」の増加が問題になっています。
生活習慣病の代表ともいえる「高血圧」や「脂質異常症 」、「糖尿病」などの発症・悪化には、「腸のまわり、または腹腔内の内臓脂肪蓄積」が強く影響しています。内臓脂肪が過剰に溜っていると、これらの生活習慣病になる可能性が高くなり、いくつかのものを併発する可能性もあります。 しかも、仮にそれぞれの病気の程度が“軽症”だったり、まだ病気とは診断されない“予備群”だとしても、動脈硬化が急速に進むことがわかっています。
そして最悪のケースでは心筋梗塞・脳梗塞が発症します。このような状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
しかしながら、同じように肥満になっても動脈硬化の進みやすい人、そうでない人がいます。これは本人の体質、すなわち遺伝背景が関わっています。
動脈硬化の遺伝因子がある人が、運動不足や食べすぎにより肥満になるととても危険です。
平成20年度より医療法人順秀会では、そのような生活習慣病の危険因子としての
遺伝子背景を診断するため、遺伝子診断を行ないます。